めざめるパワー

めざめるパワーについてのレポートです。

1 めざめるパワーとは
「めざめるパワー」とは、威力とタイプが、技を使うポケモンによって影響される技です。これだけ言われても、ピンと来ませんが、ポケモン一匹ごとに、タイプと技が違うため、相手との読み合いに有利になったり、苦手な相手を倒すこともできます。

ちなみに、「めざめるパワー」は、技マシン10として、無限入手が出来る技マシンで、ほとんどのポケモンが覚えるので、使い方を見極めれば、かなり強い技です。


2 めざめるパワーの特徴
「めざめるパワー」は、ダイヤモンド・パールと、GBA・GBシリーズと、全て違った性質を示しますので、基本的には、ダイヤモンド・パールを中心とした特徴を載せます。

基本的には、ノーマルタイプの特殊技です。(GBA・GBシリーズでは、タイプ依存により、技の性質が決まる。)

また、以上の特徴があります。
・威力は、30〜70 タイプは、ノーマルを除いた全てのタイプになりうる。
・ポケモンの個体値によって、技のタイプ・威力が決まる。
・技のレパートリーが少ないポケモンに対して、技スペースを有意義に圧縮できる


3 めざめるパワーの公式
※ この説明欄は、計算式が多用されます。ここを飛ばして読んでも構いません。

「めざめるパワー」の威力は、一般に公開されているツールを利用すれば求められますが、一応、計算ではこのような数式の組み合わせで、タイプと威力を決めています。

・タイプ
ある個体値が奇数の時、それが、HPならば1・攻撃ならば2・防御ならば4・特攻ならば16・特防ならば32・素早さならば8を、に代入します。

タイプは、×15÷63で、出てきた数値によって判定します。(余った数値は、切り捨て)

結果

X 

 タイプ

0

0〜4

かくとう

1

5〜8

ひこう

2

9〜12

どく

3

13〜16

じめん

4

17〜20

むし

5

21〜25

いわ

6

26〜29

ゴースト

7

30〜33

はがね

8

34〜37

ほのお

9

38〜41

みず

10

42〜46

くさ

11

47〜50

でんき

12

51〜54

エスパー

13

55〜58

こおり

14

59〜62

ドラゴン

15

63

あく


※ ちなみに、ダブルバトルでカクレオンに攻撃すれば、計算を使わずして、タイプ判定をする事ができます。

・威力
ある個体値が4で割った時、2か3余る時、それが、HPならば1・攻撃ならば2・防御ならば4・特攻ならば16・特防ならば32・素早さならば8を、に代入します。

威力は、(×40÷63)+30となり、数値が、30〜70の範囲内となります。

ちなみに4で割った時余りが2か3の個体値は2、3、6、7、10、11、14、15、18、19、22、23、26、27、30、31 です。

尚、この他に、威力においては、簡易的な規則性が存在します。

「とくこう」と、「とくぼう」の数値が、4で割って2か3余るならば、威力は60以上
「とくこう」・「とくぼう」・「すばやさ」の数値が、4で割って2か3余るならば、威力は65以上
「こうげき」・「ぼうぎょ」・「とくこう」・「とくぼう」・「すばやさ」の数値が、4で割って2か3余るならば、威力は70。


4 対策方法
こればかりは、完全に読めないので、対策方法は無い・・・・・と言いたいですが、物理型のポケモンが使ってくる可能性が低いのは、せめてもの救いです。

また、「めざめるパワー」を使うポケモンは、以外と限られています。基本は、読まれないようにするための技ですが、実用的な面から考えてみて、使えるタイプは限られます。何度も対戦経験を積めば、相手が何をしたくて、「めざめるパワー」のタイプを決めるかが、わかってくると思いますが、いろいろな育成論を見ているうちに、対策方法も自然と掴めてくるでしょう。

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